山梨と長野や静岡を結ぶ中部横断自動車道の南部インターチェンジと富沢インターチェンジの区間が、17日の午後3時に開通します。

中部横断自動車道は、身延町の下部温泉早川インターチェンジから南部町の富沢インターチェンジまでの19.9キロの区間で建設工事が進められてきましたが、このうち、南部町の南部インターチェンジから富沢インターチェンジまでの6.7キロの区間が、17日午後3時に開通します。
この区間は、平成25年に計画が発表された際には平成29年度中に開通する見通しだとされていましたが、トンネルの工事が計画どおりに進まなかったことや、のり面の工事に時間がかかったため、開通の時期をこれまで4回延期し、2年ほど遅れての開通となりました。
17日は午前10時から関係者などが出席して開通の式典やセレモニーが行われることになっています。
国土交通省によりますと、工事が続いている残りの下部温泉早川インターチェンジと南部インターチェンジの間の13.2キロの区間については、来年中に開通する予定で変更はないということです。
国土交通省甲府河川国道事務所の安谷覚事務所長は「新たな区間の開通による効果を広域的に波及させるためにも、来年中の山梨、静岡間の全線開通に向けて引き続き工事を進めていきたい」と話しています。NHK NEWS WEB
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